製品を知る
WHAT'S
精密測定機器?
【答え】
高精度加工を実現する
陰の立役者。
精密測定機器とは?
工具を測る精密なものさし。
精密測定機器とは、工具の刃先位置や形状などを、1ミクロン(1/1000ミリ)以下まで計測することができる、非常に精密な「ものさし」です。製造現場の自動化に一翼を担う存在として、近年注目されています。
もっとわかりやすく教えて!
「精密な加工」は
「精密な計測」あってこそ。
刃具は使用しているうちに摩耗・変形します。精密な機械加工においては、わずかな誤差が精度に影響するため、刃先のコンディションを正確に計測し、その計測結果によっては加工プログラムの補正が必要になります。迅速な計測ができれば、加工の準備にかかる時間を削減でき、生産性向上につなげることが可能です。
つまり、モノづくりにおいて、「精密な加工」と「精密な計測」は切り離せない関係にあるのです。そのため、非常に精密な機械加工を要する現場では、精密測定機器が導入され、活躍しています。
どこでどう役に立っているの?
モノづくりの
コンディション向上に貢献。
ミクロンレベルの機械加工を行う工場の多くで、精密測定機器が導入されています。高品質・高精度のツーリングを多く手がけてきたBIGでは、その技術力やノウハウを生かした精密測定機器を開発し、さまざまなモノづくりの品質向上と作業効率アップに貢献しています。
BIGの精密測定機器とは?
「十大新製品賞」受賞など、
業界でも高評価。
2015年に発売された光学ラインセンサ方式工具測定器「ダイナライン」が、「日刊工業新聞社主催 2015年十大新製品賞 本賞」を受賞しました。これは、その年に開発・実用化された新製品の中から、モノづくり産業の発展や日本の国際競争力の強化に役立つものに与えられる名誉ある賞です。世界初のT型ラインセンサの開発・実用化をはじめとして、ユーザーニーズを製品に反映することができるBIGの技術開発力は、業界で高く評価されています。