PERSON / INTERVIEW
お客様に喜んでいただくために
「BIGらしさ」を追求。
- 大橋 麗奈
- 先端技術開発部 主任
工学部 生産機械工学科 / 2007年入社
Q1. 現在のお仕事内容を教えてください。
新製品開発にチームで取り組んでいます。
新製品の設計、実験、検証など、エンジニアとして製品開発全般を担当しています。製品開発といっても内容はさまざまで、1案件を1人で担当する設計もありますが、私の部署では特殊品や新製品の開発が中心なこともあり、5人程度のチームで取り組んでいます。はじめて挑戦するケースも多いので、チーム内でお互いに助け合って開発しています。
BIGでは、入社時には1週間かけた新入社員研修があり、基本的な製品情報をしっかり学ぶことができました。配属後は、部署全体で新人を気にかけてくれる雰囲気があったので、わからないことがあればすぐに先輩や上司に聞いて覚えていきました。入社10年目の現在も、必要に応じてセミナーや展示会に参加して知識を深めています。
Q2. 職場の雰囲気はいかがですか?
支え合いの精神に助けられています。
会社見学の時に社員の方がフランクに話しかけてくれたのが親しみやすく感じられ、入社の決め手になりました。エンジニア志望の女子学生は就職活動で苦戦することもあるのですが、BIGの採用面接では男女関係なく人として評価してくれたのもうれしかったです。入社時にはエンジニアでは唯一の女性社員だったので、職場に馴染めるかどうか不安でしたが、上司や先輩方が気さくな方ばかりなので最初から壁を感じずに仲良く働けています。
4年前に結婚し、その後に産休・育休を取得した際も、部のメンバーが全力で応援・サポートしてくれました。社内に、結婚後も活躍している女性の先輩が多くいることも心強く、産休・育休の取得や職場復帰の前例が多くあったので申請もしやすかったです。子育て中の今も、保育所の行事や子どもの急な体調不良などで仕事を休まないといけない時には、チーム内でフォローしてもらっています。親切な人が多いBIGだからこそ、結婚や出産で自分自身の環境が変わっても続けて働いてこられたのだと実感しています。
Q3. 最もやりがいを感じるのはどういった時ですか?
高精度を実現し、お客様の役に立てた時。
製品開発の多くはスムーズには進みません。試作品をもとに実験や検証を繰り返す、地道なトライアル&エラーの積み重ねです。原因がなかなか解明できなかったり、結果が出ずに悩んだりすることも多いのですが、他部署とも連携してこれまでにない高精度を実現できた時は本当にうれしいです。さらにその製品が世に出てお客様から高く評価していただいた時には、得も言われぬ達成感があります。
エンジニアの日常はほぼ図面とのにらめっこですが、BIGでは展示会などの場でお客様とお話しできるチャンスがあります。展示会では新製品の紹介・説明をするだけではなく、BIGの製品全般に対する意見や感想をいただけることもあり、いま業界でどんなモノが必要とされているのかを自分の肌で感じられることも、さらなる開発のモチベーションになっています。
Q4. 今後の目標・展望についてお聞かせください。
BIGにしか生み出せないモノを追求したい。
今後も新製品開発のエンジニアとして、BIGならではの高品質とオリジナルな発想で、他にはないモノづくりをしていきたいです。そのためには、さまざまな業界のニーズに対して敏感であること、新しい課題にぶつかった際にも「できない」ではなくまずはチャレンジすることが大切だと肝に銘じています。
また、10年間の経験をもとに、これからは後輩の育成にも携わっていきたいです。開発技術や知識を伝えるのはもちろんですが、お互いに支え合いながらこだわりのモノづくりを貫いているBIGの社風や姿勢を、上手に伝えられる存在になれたらと思います。
幅広い視野を持って仕事をしたい方へ。
製造業の、特に技術系の職種は女性が少ないイメージがあるかもしれませんが、BIGでは私の後にも女性エンジニアの採用が続いています。数だけで見れば女性社員は少ないですが、男性・女性という壁を感じることなく楽しく働けています。性別に関係なく離職率が低いのは、会社が「人を大事にする」取り組みをしていることと、他人への思いやりがある社員が多い土壌があるからこそだと思います。
BIGのエンジニアの魅力は、設計以外にも幅広い業務に携わることができるところです。幅広い視野が必要となり、結果的に自分自身のスキルアップにつながっていきます。お客様の存在を感じられるエンジニアとして、一緒に革新的な製品を作っていきましょう!